9月20日(火)雨。前福島県知事の佐藤栄佐久がかいた「知事抹殺」を読み始めた。福島原発が出来て40年。東電による事故隠しや記録改ざんは日常茶飯事に行なわれてきた。それを監督する経済産業省(原子力安全・保安院)も同じ穴のムジナ。よく時代劇に出てくる越後屋と悪代官の関係だ。越後屋が小判を差し出し「お代官様、そこは穏便に」と頼み、代官が「おぬしもワルよのー」と悪だくみ。その関係を見抜いた佐藤栄佐久が、一人で巨悪(権力)に立ち向かう。しかし、佐藤栄佐久は汚職事件をでっちあげられ逮捕される。この「知事抹殺」は福島原発事故以降、再ブレークしている。