2月26日(水)晴れ。積雪160㌢。いま高桑信一さんの「山と渓に遊んで」を読んでいる。以前から高桑さんの著書を読んでいたので、昨年高桑さんが大芦家にやって来たときは興奮した。高桑さんも大芦家の本棚にある自分の本を見つけて喜んでくれた。その本にサインをしてもらう。いま読んでいる高桑さんの本のなかで、私は高桑さんと二つだけ共通店があることを知る。一つ目は53歳で勤めを辞めてフリーになったこと。「フリーになって10年になるが、そのあいだ、一度として会社を辞めたことを後悔しなかった」。高桑さんは秋田工業高校卒業後NTTに勤めていた。二つ目は人前で話すことが苦手なこと。講演などは断っているという。「人前で話すのが不得手なのは、小学校5年生の時分に吃音癖にかかったからである」。現在は支障はないがトラウマがあるという。私は吃音癖がなおらず現在に至っている。