10月2日(木)の「昭和学」講座は記録映画「からむしと麻」の鑑賞会。菅家博昭氏の解説付き。時間は15:30~17:30。会場は昭和村公民館。入場無料。申し込み不要。お問い合わせは教育委員会事務局(℡0241・57・2164)。
福島県双葉郡では、3年半の避難生活のまま、まともな徐染をせず、帰還すれば、個人線量計で自己管理せよと言われ、1年後に賠償打ち切り。待てば、家屋や町の荒廃が進む。住民は足尾鉱毒事件と同じく人権も保障されない非人道的な状況に置かれている。私たちの世代が恥ずべき歴史を作ってはいけない。(以下金子勝)
原賠審の能見会長が楢葉町を現地視察した。楢葉町は、全町民が避難を強制されている3年間の間に荒廃した家屋の実情、農業、医療、商業の実情からいって、復帰したら1年で賠償打ち切りという安倍政権の方針が被災者無視であることを訴えた。声を聞け。
能見会長は現場からの声を集め始めたが、責任逃れの「小保方再実験」を未だに進める下村文科相は、安倍総理の「原子力災害対策本部」の無法な賠償打ち切り路線の既成事実化狙って、今年に入って原賠審の開催を1度も認めていない。非人道的そのもの。
一方、原賠審内部にも、エネ法研から金をもらう、あるいは原発産業界からのお雇い委員たちがいる。大塚早稲田大教授(月20万円エネ法研より給与)、野村学習院教授(エネ法研所長)らを筆頭に。彼らの言動を注意深く監視する必要がある。