7月6日(土)晴れ
2011年3月11日、東日本大震災発生。その後、福島原発は相次いで爆発し、膨大な量の放射能を放出。福島県はもとより近隣の県まで甚大な被害をもたらした。責任は100%事業者の東電にある。昭和村の森林も被害にあった。私が組合長をつとめる「大芦85共有地組合」が所有する森林面積は1,434,131㎡。国の基準で1㎡当たり5円の立木賠償金が出ることになっている。
原発事故後、会津若松地方森林事務所が窓口となって立木賠償金請求の説明会が行われてきた。大芦85共有地組合は当初、代表請求をする予定で検討してきたが、請求に必要な書類を揃えることが困難なため、今春、個人請求に切り替えた。個人請求手続きは森林事務所の担当者が親切に教えてくれた。請求に必要な書類を揃え、請求書を東電に送付した。
ところが、ここからが大変だった。東電の賠償金担当者が「登記簿謄本をつけろ」「戸籍謄本をつけろ」「○○の書類をつけろ」と電話や書類を送ってくる。電話口の物腰は柔らかいが全く誠意が感じられない。東電は加害者、こちらは被害者なのだ。結局、昨日かかってきた電話で全てがおジャンになった。「登記簿謄本を確認したところ1分の1を超えています」「従って賠償金をお支払いすることはできません」「賠償金請求は取り下げていただきます」だと。ふざけやがって。春先から、会津若松市の森林事務所に2回、法務局に2回、昭和村役場に2回行って必要な書類をもらってきた。書類の発行手数料もバカにならない。結局、東電は最初から賠償金を出す気はサラサラなかったわけだ。これが悪徳東電の手口。骨折り損のくたびれ儲けとはこのこと。
拡散:皆さんに注意を喚起したいです。「NHKから国民を守る党」というのは極右で安倍政権に近いのです。岩田氏など安倍礼賛報道のNHKから国民を守ってくれるの?で、リベラルじゃないかと思うでしょう。ところが親安倍政党で党名が一つの罠ですよ、注意してほしい。周囲にも伝えてください。(澤田愛子) 「れいわ新撰組」という誤字が非常に多い。調べたところ、正しい「れいわ新選組」よりも多かった。投票用紙に「撰」と書いた場合、全て無効票になるので、対策が絶対に不可欠。比例は「れいわ新選組」ではなく、「山本太郎」か「やまもとたろう」と書くよう、訴えないといけないようだ。(thoton)